ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第265回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたちは 東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました このブログは その過程や 背景となった考え方 出来事を綴ってきました

いよいよ 東北の小さいおうち(タイニーハウス)が我が家になりました

「壁紙修繕」です

クロス屋さん

今日は建築士のYTさんとクロス屋さんが 9時に壁紙の修繕をしにきてくれるので いつもより早く起きて ジョギングにいかねばと申し合わせていたのに 寝床が気持ち良すぎて寝過ごしてしまい 本日のジョギングは中止です

前に雨漏りをして 壁紙が膨らんでしまった跡と 木造の骨格が少し反って 壁紙に亀裂ができてしまったところの2点を 直してもらう予定です

雨漏りの跡

9月に 東北の小さいおうち(タイニーハウス)に住み始めて 最初の台風のあとスカイライト(天窓)のあたりから侵入した雨水が 室内のクロス(壁紙)の内側に溜まり 文字通り堰を切ったように 室内に噴き出しました

その後 雨漏りは屋根屋さんの迅速で適切な対応で治りましたが 水が溜まって内側から膨らんだ形跡はあれから1ヶ月以上経ちましたが 元に戻りませんでした

修繕その1

クロス屋さんは 雨漏りのあった位置を確認すると 白い壁紙にカッターナイフの刃をあてて剥いでいきました

すると 雨水が壁と壁紙の間に溜まった跡が茶色くなってあらわれました

少し 凸凹が生じていて 空洞ができやすくなっていたようでした

職人さんは 一定の面積を剥がしてしまうと パテを用意して凸凹を無くすために塗っていきました 2度パテを塗ったあと お昼休みをはさんで仕上げの3度塗りをしてバフをかけ 壁面を平坦にしました

そして パテが乾いたあと新しい壁紙を貼って この部分の修繕は終わりました

キレツの入った青い壁紙

リビングの東の壁面は2階の寝室も合わせて床から天井まで約5メートルあって窓はなく 一面を淡いブルーのクロス張りにしています

木造新築家屋にはよくあるとのことですが 建ってしばらくすると 乾燥や湿度 または重力に馴染んで構造材がわずかに反ったり張ったりするそーです

そのせいで 石膏ボードが上下に引っ張られて 壁紙の色の部分が横一線に裂けました

白い壁紙だと 多少避けても 白い下地との区別がつきにくく 目立たないのですが うちのように色がついていると避けたあと白い下地がモロに見えて 長さ1.5mほどの白い線を描いたように見えました

修繕その2

ブルーの壁紙は まず亀裂部分の上下にカッターナイフで 切って剥がされました

亀裂ができた部分は 上下に貼った石膏ボードの合わせ目でした これらが少し上下に動いたため壁紙が引っ張られたとのことでした

まず これ以上石膏ボードが動かないように できる限り密にビスを打って固定しました ビスを打つ部分はビスの頭が膨らみにならないように細い溝を刻みました

修繕その1で使ったように この溝はパテで埋められました

そして 亀裂の箇所を中心に縦1mほど壁紙を剥がして そこに新しい壁紙を貼り合わせました

職人技

クロス職人さんの作業を 始まりからおしまいまで 近くで見させていただきました

手に職があるって すごいな かっこいいなと 子どものように感動して見ていました

この親方 年は50歳と言っていましたが 東京都江戸川区出身で サッカーでこの東北のとある大学に入って 卒業後 会社勤めをしたあと転職し クロス職人になって20年とゆーことでした

人生ひとそれぞれ 多様です 面白いですね

いい仕事をしていただきました 有難う御座いました!

今回は以上です

ノボルでした

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