ついの住処-ノボルの視点 わたしたちが小さいおうち(タイニーハウス)に住むまで(第43回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街に小さな土地を見つけ 小さなおうち(タイニーハウス)を建て 「ついの住処」の準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回も 子どもをバイリンガルに育てるために 続きです

なぜ牛乳ください

パースから帰国し 東京で生活を始めました せっかく海外の保育園で 1年以上を過ごすことで身についた 英語が耳から聞き取れるという 能力を無駄にしたくないと 考えて 英語環境を日本でも整える目的で 英語教室を探しました

とある英語教室で 親子同席で 体験させていただいた時 周りの子供達が 英会話の練習で英語を発しているとき 息子がなぜ 日本語を話そうとしたのか

3歳児の心理は 素人には 理解できませんが 親として気持ちを察してやらなければ いけないと 思いました

インターナショナルスクール

都内のインターナショナルスクールのナーサリースクール(幼稚園クラス)で 日本人枠で数名の募集があると知り 親子3人で 面接を受け 息子は入校することになりました

結局 息子はそのインターナショナルスクールで 高校卒業程度の18歳まで 過ごすことになるのですが それまでには 何度かの審査や試験を経て プライマリースクール ジュニアハイスクール ハイスクールへと 段階を踏み卒業することができました

日本国内では インターナショナルスクールは 各種学校扱いのところが多く 息子が通った学校も 当初はそのような扱いでしたから 学齢期になっても小学校に入学させず 義務教育を受けさせていないことになっていました

経済的な負担

私立の公的教育を 受けさせることで出る 各種助成金なども 対象外でしたので 家庭の年収や 事情は様々なので わたしたちのような日本人の夫婦で 子どもをインターナショナルスクールで 幼少期から高校卒業まで通わせるには 大変お金がかかりますから 全ての家庭におすすめはできないと思います

しかし 英語に対するコンプレックスを 感じることなく 社会人として自立できるひとりの人間を育てるための 経済的な代償は わたしたちの場合 決してアンバランスな結果では なかったと 思います

ちなみに 件のインターナショナルスクールで 面接時に学校側から言われたことは 「当学校に子どもを通わせ続けるには 最低でも年収600〜700万円は必要です」ということでした わたしたち夫婦共働きして 収支トントンというところでした

そこの授業料も 年々上がり 今では必要な年収は800万円とも1,000万円とも言われるようになりました

息子は 高校卒業後 AO入試にて 国際関係学を全講義英語でおこなう日本の私立大学に 4年間通いました

いまは 社会人となり親元をはなれ自立しています

ツマは よくいうのですが 海外の保育園時代から大学卒業までにかかった費用は 都内でマンションを買って 車も持てる生活ができるくらいの金額に及び もしかしたら ローンの返済は 終わっているよ

あくまでも お金だけの計算では そーゆーことになります 

何を選択したか またバランスをくずさずに 家族のそれぞれの人生を築けてきたか 人生のかじ取りとコントロールの問題だと思います 正解はありません

IB

IB教育という言葉があります 息子が通ったインターナショナルスクールでは 教育プログラムにIB(インターナショナル バカロレア)を導入していました G1(グレード1 小学1年生)〜G5(小学5年生)までがPYP(プライマリーイヤーズ プログラム) G6〜G9がMYP(ミドルイヤーズ プログラム)で中学生相当 G10〜G11がDP(ディプロマ プログラム)で高校生(受験期)にあたります

日本の公教育でも IBを取り入れていくという 話があったような気がしました 

息子が大学生から社会人になって わたしも教員を辞めて何年にもなりますから 動向の情報が新聞やニュースでしか 入ってこなく どうなったかは不明ですが 興味のある方は 調べてみてください

C県の方には 1条校でIB教育を 取り入れている学校があります かって芸能界を引退された安室奈美恵さんのご子息が通われていたうわさがあった学校です またS件にはIBプログラムを 日本語のみで実践している学校もありました ここの教員の方とは研修で一緒になったことがありました

IB教育の考え方は 興味深いものがあります また近いうちに触れたいと思います 思い違いもあって 調べ直さなければいけないこともありますから

今回は以上です

ノボルでした

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