ノボルの視点 小さいおうち(タイニーハウス)で暮らす(第115回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

わたしたち夫婦は 東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 引っ越してこのおうちに住むまでは まだ少し時間がありますが 彼の地で暮らすことを念頭に 日々準備をしています

このブログでは その過程や 背景となった考え方や 出来事などを 綴っていきます

興味のある方は このページに遊びにきてくださいね

今回は「鍵が引き渡されました」です

2022年6月10日(金)

約1年前 2021年の7月でした 義母の49日の法要と実家のペンキ塗り ツマの実家のある東北の1都市に向かう道中で隣県にあるYTさんの事務所を訪ねたのでした

そして 26坪の土地を見つけ そこに最初6坪のロフト付きの 小さなおうち(タイニーハウス)を立てることができないか という初期の案から 屋根の形をギャレットにして ロフトを2階として立てるようにして 床面積約9.5坪で立てることが決まりました

内装の細かい取り決めと 建築契約をおこない 今年1月に地鎮祭をして 1月末から基礎工事 2月に入って建て方が始まりました 

都度 節目節目で 遠方にいるわたしたちに ラインで現地の状況をYTさんが伝えてくださり 完成がたいへん待ち遠しく ほぼ完成した状態で 5月下旬にYTさん主催の 見学会が始まる前に 真っ先に内部に入ってみたりしたことも お話ししました

そして いよいよ待ちに待った2022年6月10日(金)10時に「鍵の引き渡し」の瞬間がやってきました

吉日

なんで 2022年6月10日を鍵の引き渡し日にしたかと いいますとこの日は「1粒万倍日」にあたり 1粒万倍とは稲のことで 一粒のモミもまいておけば 万倍のモミをもった稲穂になるという意味です 

転じて 何事をするのにもその成功を願って事始めに用いられます

重ねて 同日は天赦日(てんしゃび)でもあって 暦の一年の中で最上の大吉日とされている日でもありました 天の恩恵に浴し 何の障害も起こらない日とされています

さらに この日は暦の中段十二直は江戸時代の日々の吉兆占いで たつ(建)にもあたり これにおいても大吉日とゆーことになっていました

暦によると 二十八宿では牛(ぎゅう)であり吉祥宿で 何事においてもよしとされ

加えて 下段でも 大吉日とされる 「よろずよし」でもあって 例え他の凶日と重なっても 全く忌む必要はなく 全ての行事に用いてよいという日でもありました この日は六輝では仏滅だったのですが これを打ち消しました

とゆー 験(げん)を担いだわけでした

鍵をもらい説明を受ける

午前9時半

近くの駐車場に 自家用車を置き 小さいおうち(タイニーハウス)の前で待っていると YTさんの前に ガス屋さんがきました このおうちでのガスはプロパンボンベなので 給湯器等の接続工事と 支払い方法の契約のためでした

YTさんは 午前10時に来られました そして 玄関の鍵を全部で5本と ポストの鍵を2本 「この度は おめでとうございます」と言って 渡してくれました

その後 外回りと内部の設備の一通りの説明をしてもらい 最終支払いと 転居した後の「所有権保存登記」の確認をし 地盤改良の保証書など まだ受け取っていなかった 諸々の書類を受け取りました

次に TYさんに同行されていたSECOMの方が 装置の取り付けと 操作の仕方 遠隔操作や状況確認ができるアプリのダウンロードなどの説明をしてくださり 正午過ぎ 全ての業者さんが 帰られました

晴れて この小さいおうち(タイニーハウス)が わが家となりました 感無量でした

柿の苗木

以前から お話ししていた 現在の東京の住まいで室内に育っている 柿の苗木

今回 クルマに一緒に積んで 持ってきました

調べると「カキ」も「嘉来(かき)」の語呂合わせで めでたいことが来る との縁起物で 庭に植えて 家の繁栄を願うそうです

で 小さい庭ですが 東側に移植ゴテで穴を掘って 植えました

室内にあるときは 高さが60cmになって 成長したなと思っていましたが 屋外に植えてみると 小さい庭なのに 何ともヒョロッ見えて 頼りない感じです

大きく育ってくれるのでしょうか

水をたっぷりやって 小さいおうち(タイニーハウス)を後にしました 次回訪れるまでには しっかり根付いていてほしいと 思いました

今回は以上です

ノボルでした

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