ノボルの視点ブログ 東北の空から(第344回)

小さなお家(タイニーハウス)で暮らす

東北のとある街の小さな土地に 小さなおうち(タイニーハウス)を建てました 

この街で職に就くこともできました ブログのタイトルを新たに「ノボルの視点 東北の空から」にしました いつも夜明けの空がキレイなので思いつきました

今回は「不動産を売る」です

自宅マンションを売る

日本経済新聞2023年(令和5年)8月5日(土)「マネーのまなび」『自宅マンションを売る』の記事

都市部を中心に住宅価格が上昇しているなか 自宅マンションを売って住まいを買い替えたいと考える人が増えている とのこと

売却益を使って住み替え

その背景にあるのが中古価格の高騰と記事は続けます

東京カンテイ(東京・品川)がまとめた東京23区の中古マンション価格(70平米)は今年(2023年)6月に7,039万円と新型コロナウイルス禍前の19年6月と比べ約3割上昇した

「高く売れるうちに『利益』を確定し 買い替えの原資にしたいという現役世代は多い」とSUUMOリサーチセンターの主任研究員は指摘しています

自宅マンションを売る主な流れ

そこで記事は 自宅売却の第1歩と言えるのが相場を把握すること と述べます

次に複数の不動産会社に査定を依頼し 売却戦略が明確な業者を選び媒介契約を選びます

担当者が販売エリアに詳しいかどうかも判断の材料にします

仲介業者が物件情報をサイトに掲載するなどして募って 条件の合う購入希望者が見つかったら 交渉し 売買契約を結び 決済 引き渡しとなります

譲渡益が出たら

売却収入から取得費(住宅購入代金 不明なら売却収入の5%)と譲渡費用(仲介手数料 印紙税 その他諸費用)を差し引いたものが譲渡益です

譲渡益は課税されるので 確定申告 納税を行います 計算上税額がゼロでも確定申告は必要です

さまざまな優遇制度

譲渡益にかかる税率は所有期間によって異なります

5年以内なら39.63% 5年超だと20.315%が基本となります

その価額をもとに 確定申告時の書類を利用できる優遇制度を考慮しながら作成していきます

例えば譲渡益が3,000万円以内なら特別控除により税額は発生しません

また所有期間が10年超といった条件を満たせば 譲渡益6,000万円以下の部分の税率は14.21%に軽減されます

さらに所有期間が10年超の住宅を売却し より高額な住まいに買い替える特例として 売却益が1億円以下なら 買い替え先の住宅の売却時まで繰延べができます

ただしこの場合 他の特別控除 軽減税率とは併用できません

ケースバイケース

この記事で 税理士の柴原一氏は「どの税制優遇を使うと有利かはケースバイケースだが 旧居の売却価格が新居の購入価格を上回る場合は特別控除 軽減税率を活用するのが一案」と述べます

また 売却後の住まいについて 自宅周辺の相場が大きく上昇していても 買い替え 住み替えする地域の物件価格も同様に上昇していれば 売却が得策とは限りません

今の住まいの住宅ローンが残っていれば 返済と新たな借入など資金計画が複雑になります

買い替えにより教育費 老後資金などの見直しも 必要となります(ファイナンシャルプランナー有田美津子氏)と記事は締めくくります

ここまでがこの記事の要旨でした

いまさらながら思うこと

この記事を読んで

わたしは あまり物事を深く考えて 行動ができるタイプではなくて どちらかといえば直感で動いてしまいます

記事にあるような 東京23区で不動産を所有して暮らしていたわけではありません

東京での30年近くになる生活は 全て賃貸アパート暮らしでした

東北に引っ越す直前は 東京都世田谷区のサザエさんで有名な街で5年ほど住んでいました 

しかし「定年」とゆー言葉が現実味をおびる年齢に近づくにつれて 月10万円以上の家賃を支払い続けることに 不安を感じてきました

生まれ故郷の関西に戻るか そのほかの東京より生活コストの安い土地に引っ越すか いろいろな選択肢がありました

結局 空き家となった実家を売却し その売却益で 東北の一地方都市の一角に小さい土地を見つけ9坪の小さいおうち(タイニーハウス)を建てることができました

東京で不動産を所有し 東京に住み続けるひともいます わたしも「それ」を望めばその選択もあったかもしれません

しかし いま自然豊かで 水の美味しいこの街で まだのんびりとはいかずとも しあわせを感じながら生きています

今回は以上です

ノボルでした

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